アジア鋳造技術史学会 2011橿原大会

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アジア鋳造技術史学会2011年度大会は、8月27日(土)~29日(月)の二日間にわたり、奈良県立橿原考古学研究所にて開催されました。 大会の模様は、読売新聞(奈良版2011年8月28日)、産経新聞(奈良版2011年8月28日)、奈良新聞(2011年8月30日)で紹介されました。

研究発表(8月27・28日)@奈良県立橿原考古学研究所

口頭発表(8月27日)

10:15-10:35  「北部九州製青銅製把頭飾の蝋型鋳造」 柳田康雄(國學院大學)
10:35-11:15 「国宝第141号 多鈕細文鏡の科学的考察」 ○朴鶴洙( 国立中央博物館)、兪惠仙(国立公州博物館)
11:15-11:35 「土器質鋳型外枠による銅鐸の復元実験」 劉治国(富山大学大学院)
11:35-11:55 「6~7世紀における出土銅鋺の理化学的研究」 澤田秀実(くらしき作陽大学)、齋藤努(国立歴史民俗博物館)、長柄毅一(富山大学)、○持田大輔(奈良県立橿原考古学研究所)
13:20-14:30 記念講演「中国古代失蝋鋳造 ― 青銅器技術研究の方法論も兼ねて-」 蘇栄誉(中国科学院自然科学史研究所)
14:40-15:00 「オランダ国立民族博物館に収蔵されている江戸時代の合金標本」 ○田賀井篤平(東京大学)、マティ・フォラー(オランダ国立民族学博物館)
15:00-15:20 「重圏文鏡の生産・拡散とその意義」 南健太郎(岡山大学埋蔵文化財調査研究センター)
15:20-15:40 「〈クィリナーレの拳闘士〉の色彩表現」 羽田康一(国際基督教大学)
15:55-16:15 「東北アジア地域における青銅器の幾何学紋様と施文技術について」 宮里修(高知県埋蔵文化財センター)
16:15-16:35 「島根県荒神谷遺跡出土青銅器の保存修復と冶金学的情報」 ○渡辺智恵美(別府大学)、増田浩太(島根県立古代出雲歴史博物館)
16:35-17:15 「高麗時代青銅瓶の製作技術 済州島缸波頭里 抗蒙遺跡出土品の一例」 方文培(済州文化財研究院)

口頭発表(8月28日)

9:00-9:20 「青銅鏡鋳造実験で製作した鏡と鋳型の化学分析」 ○田賀井篤平(東京大学)、三船温尚(富山大学)、清水康二(奈良県立橿原考古学研究所)、白雲翔(中国社会科学院考古研究所)
9:20-10:00 「馬形帯鉤の製作技法と地域性」 朴章鎬(嶺南大學校文化人類學科考古學專攻 碩士課程)
10:00-10:20 「X線ラジオグラフィによる金属文化財の調査 ―二次元画像の読影と応用―」 ○増澤 文武((財)元興寺文化財研究所名誉研究員)、尾崎 誠((財)元興寺文化財研究所)、増田浩太(島根県立古代出雲歴史博物館)、足立克己(島根県立古代出雲歴史博物館)、澤田正明(島根県立古代出雲歴史博物館)、杉本和江(古美術修理すぎもと)
10:35-10:55 「春秋・戦国時代の薄造り青銅器の製作技術」 川村佳男(東京国立博物館)
10:55-11:35 「陳璋壺よりみる春秋戦国時代の鋳造技術」 万俐(南京博物院文物保護研究所)
11:35-11:55 「熱膨張を利用した簡便接合による木目金の製作」 ○大橋 修(株式会社WELLBOND)、遠藤 靖之(新潟大学大学院)、相原 健作(鍛金作家)、原 智(金沢美術工芸大学)
13:20-14:00 「東海 松亭洞遺跡の鍛冶施設に関する研究」 沈載淵(貊文化財?究院)
14:00-14:20 「岡藩銭座跡出土坩堝の分析調査結果」 鈴木瑞穂(㈱九州テクノリサーチ)
14:20-14:40 「冶金関連遺物・遺構からみた飛鳥の工房」 丹羽崇史(奈良文化財研究所飛鳥資料館)
14:55-15:15 「山東省滕州市出土の漢代鍛冶工房画像石 ―フイゴを用いた冶金図の解釈をめぐって―」 楢山満照(早稲田大学)
15:15-15:35 「朝鮮半島における銅戈の鋳造技術」 柳田康雄(國學院大學)
15:35-16:15 「慶州地域における青銅工房の炉址に関する検討」 車順喆(慶州文化財研究所)

ポスター発表

「鋳バリの急冷微細化金属組織のX線透過撮影による鋳型分割位置の確定」 三船温尚(富山大学)、長柄毅一(富山大学)、佐々木栄聡(非破壊検査株式会社)
「群馬県前橋市元総社弥勒遺跡および天神遺跡出土銅鋺の金属組織」 長柄 毅一(富山大学)、前原豊(前橋市教育委員会)、杉山秀宏(群馬県埋蔵文化財調査事業団)、清水康二(奈良県立橿原考古学研究所)、三船温尚(富山大学)
「吉林省地域の青銅器鋳型-通化市小都嶺遺跡採集資料の写真観察から-」 村松洋介(國學院大學伝統文化リサーチセンター資料館)
「山東省臨斉国故城漢代鏡笵の磁気物性分析」 菅頭明日香(富山大学大学院)、酒井英男(富山大学)、白雲翔(中国社会科学院考古研究所)、清水康二(奈良県立橿原考古学研究所)、三船温尚(富山大学)
「北方系青銅刀子の復元実験」 田中裕子(早稲田大学)、伊藤博之(和光金属技術研究所)
「銅鐸の型式と使用痕跡」 楠惠美子(國學院大學大学院)
「陳璋壺に関する初歩的な分析と考察」 范陶峰(南京博物院文物保護研究所)、万俐(南京博物院文物保護研究所)


ビデオ発表
「インド・ケララ州における挽き型ゲージを使用しない回転体器物の蝋型鋳造技法 ―中国古代青銅鏡の鋳型作り研究への提案として―」 三船温尚(富山大学)、清水康二(奈良県立橿原考古学研究所)、長柄毅一(富山大学)、 白雲翔(中国社会科学院考古研究所)、Sharada Srinivasan(National Institute of Advanced Studies)

エクスカーション(8月29日)

東大寺 → 薬師寺 → 唐招提寺 → 飛鳥資料館(夏期企画展「鋳造技術の考古学-東アジアにひろがる鋳物師のわざ-」見学)

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